素晴らしい学歴やキャリアがないとUSCPAにはなれないのでしょうか?
そんなことないよ。
そんな私がこころがけたこと、マインドなどを紹介していきます。
学歴キャリアなしでも合格可能
早速みていきましょう!
- 意欲×能力×エックス=成功(合格または達成)
- 先の事は分からない。ゴールや計画は決まってなくてOK、まずはチャレンジ。
- 始める時のテンションが大事(勢いも大事です)
- 受験資格が得られたら、早速記念受験
- 勉強内容を活かせる職場で仕事をする。USCPAがいる、USCPA受験生がいる環境で仕事をする。
- 本気になったら周りをシャットダウン
- 覚えることはどんな手段を使っても絶対覚える(暗記・記憶のコツ)
- 〇〇までに合格できるようにはあくまで計画。受かるまで勉強する。
- 週に40時間の勉強時間を確保(通勤時間やスキマ時間含む)
- 分からないことだらけは当然。知らないことは時間をかけて自分で調べて解決する
- 最後に「やっておけばよかった」と後悔していること
意欲×能力×エックス=成功(合格または達成)
まずは前提から。この公式をご存じでしょうか?
かなり昔の雑誌になりますが、紹介されていました。
資格試験は短期間にすぐ合格する人もいれば、何年もかかり挫折してしまうというケースもあります。
この”エックス”って何?
微妙なファクターで、他の要素が低かったとしても、このエックスファクターが高いと合格、達成できるということです。
”運”もひとつのファクターになりえるかもしれませんが、もっと何か別の能力になるような気がします。
先の事は分からない。ゴールや計画は決まってなくてOK、まずはチャレンジ。
資格試験を考える時、通常いつまでに合格するのかゴールを決めて、逆算して勉強計画を立てます。
しかし、そもそも受験勉強をしたことがない人にとっては、はっきりいって見当がつきません。
いいのです、それで。
最初から計画は必要ありません。
スタートして最初の頃は、毎週末、一日6時間×2日の講義は出席するだけで大変です。
週末はびっちり学校で、大変だった。
その日に習ったことはその日のうちに理解、なんていうことは私には到底無理でした。
そして受験資格を得るため、提携しているアメリカの大学で必要な会計、ビジネス単位もとらなくてはいけないので、まずは単位取得を目指しました。
受験資格を満たす頃には、どういうものか全体像も分かってきているので、それから、学習計画立てても大丈夫です。
≫≫ 【USCPA】就職には試験合格者で十分?後悔しない出口戦略(出願州、合格後ステイタス)
始める時のテンションが大事(勢いも大事です)
何か新しいことを始めるとき、ワクワクしますよね。
USCPAを始める時は、なぜか特別にテンションがあがっていました。
資料を取り寄せ、説明会に行って、他の参加者と意気投合し盛り上がっていました。
勉強を開始した後も、学校のクラスメイトと仲良くなり、よく情報交換をしていました。
みんなで一緒にご飯いったり楽しかったよ。
また、モチベーションもあげることもとても大事です。
1年で受かる人もいれば何年もかかる人もいます。長期戦を覚悟で、いかにモチベーションを保つかも大事になってきます。
受験生のころ、学校やエージェントからUSCPA向けのレベルの高い案件(外資系、日系グローバルのハイクラス案件)を目にすることがあり、
えっ!!!何この年収!?
その時の自分との格差におどろきました。
そして、私の心の中には、
絶対合格して転職してやる!
振り返ると、これがかなり強いモチベーションになっていました。
転職エージェントへのコンタクトや登録は合格後と思われがちですが、
合格前から、登録をしておいて、マーケット情報をもらうことをおすすめします。
合格前ですが、こういった合格後をイメージすると、やる気がアップして、モチベーション維持することができました。
まず案件の豊富な大手総合転職エージェントへの登録をおすすめします。
合格後に登録する人が多いですが、事前に登録しておくと、よりスムーズに合格後はステップアップの転職活動ができます。(私は合格後登録してステップアップ転職に時間がかかってしまいました)
参考まで、下記USCPAについての記事です。
USCPA(米国公認会計士)の年収は?なぜUSCPAは評価されるのか
引用元:MS-Japan USCPA(米国公認会計士)の年収は?なぜUSCPAは評価されるのか | 管理部門(バックオフィス)と士業の求人・転職ならMS-Japan (jmsc.co.jp)
受験資格が得られたら、早速記念受験
出願して受験票(NTS)が届いたらいよいよ本試験に挑戦できます。
≫≫ USCPA 短大卒/高卒【 受験資格・ライセンス・活かし方など】まとめてみました。
今は日本での受験が可能になりましたが、前は海外でした。(私の出願州は日本受験に参加したと思ったら、やめてしまいました)
みんなグアムに受験に行き、初回受験で自分の周りのクラスメイトで合格した人は残念ながら一人もいなかったです。
私はグアムとニューヨークで受験してきたよ
私もFAR(財務会計)一科目だけ、受験勉強一応やって受けてみましたが、やはり60点で不合格でした。
でも当時の私は、75点中60点もとれたから、悪くない、私って結構大丈夫かも、USCPAってもしかしてそんなに難しくない?と思ってしまいました。
これは後々、とんでもない大きな間違いということが分かったのですが、
※ちなみに、ほとんど勉強していなく、適当にマークして解答した状態だとスコアは40点代になります。
まず一科目でも受験してみて、現在の状況(as is)と あるべき姿(to be)を把握することが大事です。
そしてそのギャップをどう埋めていくかが、これからの学習課題になります。
勉強内容を活かせる職場で仕事をする。USCPAがいる、USCPA受験生がいる環境で仕事をする。
職場選びも大事でした。USCPAホルダーがすでにいる、また同じ受験生がいる職場がオススメです。
また残業なんかやっている場合じゃないので、残業のない仕事を選びました。
私は人の10倍は勉強時間は必要でしたので、時間の確保は大事でした。
正直、正社員でなくてもいいと思います。
USCPAはコストパフォーマンスが良く、ライフチェンジになるので、一番大事なのはとにかく勉強時間を確保して合格することです。
USCPAとしてキャリアアップすれば、大逆転できます。
私も何とかライフチェンジできたよ。
≫≫ 転職するならどっち?外資系vs日系 外資系歴15年がまとめたメリット、デメリット比較
本気になったら周りをシャットダウン
長すぎる受験生活も、ついに科目合格もして、大詰めに近づいてくると、必要最低限以外シャットダウンしました。
引きこもってやってたよ。
それまではよく合格者の方のブログなど参考にして勉強を進めていました。
たくさんの受験経験から、自分でアプローチの仕方も分かりますし、自分の世界で勉強しました。
また洋書テキストも4社使用して、独学でやっていました。学習が進んでくると、英語でインプットアウトプットができるようになります。
自分を追い込むことも必要
≫≫ USCPA ハイブリッド独学 洋書テキスト4社使用経験者によるおすすめと活用術
覚えることはどんな手段を使っても絶対覚える(暗記・記憶のコツ)
USCPA試験は出題範囲が広く、覚えなきゃいけないことたくさんあります。
でも確実に暗記するものは暗記しないと、本試験で特に4択選択問題のMCQ問題 で困ることになります。
二択まで絞れたけど、あれ?まずい、どっちだっけ?という経験がたくさんありました。
うろ覚えは命とり。
私が実際やったことだよ。
〇〇までに合格できるようにはあくまで計画。受かるまで勉強する。
一日、週単位、月単位で計画をたて、合格目指して勉強はすすめてますが、なかなかそのとおりにはいかないこともあります。
計画どおりにいったことはあまりなかったかも。
本当に合格できるか、自信も勝算もありません。受かるまでやる覚悟でした。
ハードな受験生活は体力も大事です!
≫≫ 勉強で忙しくても筋トレ・運動をやった方がいい理由【心がけたい3つ】運動で人生好転
万年不合格から初の科目合格に導いた一冊の本
ここで一冊の本を紹介したいと思います。
少し前の本になりますが、合格者の方がおすすめしていて買ってみました。
ちらっと読んでみました。すると、まるで私が「なぜ合格できないのか」が書かれているような感じがして、衝撃を受けました。
一度も本気の本気でやったことがなく、いつも逃げ道を用意して、本気で一生懸命やってそれでも受からないという、その事実が怖くて逃げていたのです。
この本を読んでからは、逃げることをやめました。一生懸命やって落ちようと思い、4か月後(次のウィンドウ)には74点まで届きました。
また、勉強も常に、こういう問題も出題されるかもしれない、こういう角度からも問われるかもしれないと、リスクマネジメントのような感じで取り組むようになりました。
もしこの本を読んでいなかったら、ずっと言い訳を繰り返して、合格できていなかったと思います。
この記事は書くことができなかった・・・
週に40時間の勉強時間を確保(通勤時間やスキマ時間含む)
昔、合格者の方にアドバイスをお伺いしたところ、まず週40時間勉強できていますか?と聞かれました。
できてないのなら、これを実行してくださいと言われました。
土日で30時間以上やってたよ
この40時間は机に向かっている時間の他に通勤、ランチ、隙間時間の勉強すべて含みます。有名大卒でキャリアのある人でもこんなに勉強して受かっているのです。
≫≫ USCPA 独学 は可能?学校と独学ハイブリッド経験者が語ります。
分からないことだらけは当然。知らないことは時間をかけて自分で調べて解決する
私の場合、知識ゼロに近かったので、とにかく知らない、分からないことだらけだったのですが、自分でネットや本など、とことん納得いくまで調べる、調べたことはまとめておきました。
人に聞かないで自分で調べたのがよかったかも
まとめノートは、全科目作成しました。
調べたことや間違えた問題などトピックごとに整理していました。
※幅広く出題、理解は問われますので、出題範囲の問題やテキストの内容はもちろんのこと、税法(IRC)や監査基準書(SAS)など関連する情報も自分で積極的に読んで調べることも大事です。
最後に「やっておけばよかった」と後悔していること
それは、”ブログで学習した事を記録する・他の受験生とつながる” こと。
特に学習したことをアウトプットすることは、自分がどれだけ理解しているかの確認にもなりますし、
ブログそのものが、まとめノート的な役割にもなります。
他人に書く(説明できる)ということは、自分でも本当に理解しているということになります。
子供にも説明できたら完璧!
また、ブログをとおして他の受験生の方ともゆるくつながることもできます。
私は独学も経験しており、引きこもってしまい、かなり孤独感がありました。
精神的にやっぱりつらかった。。。
受験ブログをやっていたら、自分の世界だけで勉強するより、もっと早く合格していたかもしれないと、後悔しています。
以前はハードルが高かったですが、今は本やYouTubeで学んで簡単にできます。(パソコン苦手な私でもできました)
むずかしい事は全部やってくれるんだよ。
※受験勉強優先なので、最低限整えたら、学習したことの要点まとめに早速使ってみよう。
まとめ
門前払いの後はTACの説明会に行き、見下したような感じも全くなく、良かったので申し込みました。
≫≫【USCPA】学校はどこがいいのか?TACとアビタス2校経験者が比較してみました。
紆余曲折でしたが、おかげで、米国公認会計士になることができました。
最後は”絶対あきらめない”ことでしょうか。これが一番大事だったと思います。
長い受験生活になりますので、やっぱりあきらめてしまう方もそれなりに多かったりします。
しかし、そのチャレンジに対する見返りが必ずあります!
≫≫【USCPA】年収アップ 1000万円は高確率で再現可能か?
ちょっと行動を起こしただけで、人生が180度変わることがあります。
それが「USCPA」です。
≫≫ 【失敗しない社会人留学】純ジャパOL→USCPAによる成功させるためのアドバイス7つ】
*マイナビのプロモーションを含みます。