【USCPA】 会計知識なし➔合格!本当に大丈夫でした【ゼロから行きましょう】

USCPA
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経理部じゃないし、簿記とか会計って勉強したことないんだけど。

   

簿記はとっておいた方がいいのかしら。何といっても基本だし。

USCPAを始める前に、簿記は勉強しておいた方がいいのでしょうか?

会計知識はあったほうがいいのでしょうか?

結論を言ってしまいますと、知識がゼロでもキャッチアップは可能で、できれば ”こういう感じなんだ” 程度に知っておいた方が、良いスタートをきれると思います。

この記事を書いている私は
  • 算数、計算が大キライ
  • 仕事は普通のOL事務
  • 絶対やりたくない職業No1は経理
  • 当然会計知識もビジネス知識もゼロ
  • しかし簿記3級からスタートしてUSCPAになった

≫ 偏差値35無名短大卒がUSCPAになれた理由

この記事は以下についてまとめてあります。

  1. 会計センスは必要?センスは要りません。
  2. 簿記はとっておくべき?(今後のキャリア次第)
  3. 簿記はどの科目でどの程度役にたつ?
  4. 会計知識に関する学校からの回答(参考)
  5. まとめ(始めるにあたり不安な方は”トライアル”として)

早速みていきましょう!

合格に”会計センス”は不要

USCPAになるには会計のセンスが必要という声をたまに聞きます。

「数字に強い」「センスがきっとあるんですよね」など言われることもあります。

私も気にしていた時もありました。(しかし、私はセンスって何?って思っているのですが)

”会計のセンス”は必要なのでしょうか?

私の経験上
  • センスがなくても合格できた
  • センスがなくても活躍できる

私は会計のセンスはおそらくないです。考古学専攻で算数も数字もついでに英語も苦手、経理とは全く関係のない普通の事務をしていました。

ゼロから独学で簿記三級を取得して最終的にUSCPA合格しました。


  • センスより、会計への興味、好奇心、新しい事へチャレンジしたい気持ちが大事

簿記について

簿記は、日本では知らない人はほとんどいない有名な資格です。

何か資格とりたいと考えてる方が、とりあえず取っておいて間違いない、損はない資格だと私は思います。

USCPAではどうなのでしょうか?

経理にキャリアチャンジをしたいと考えている方、簿記をしっかり学んでみたい方

今後は財務・経理で仕事をしたい、ちゃんと勉強したいという方には、事前に資格(2級)まで取得することをおすすめします。

たとてぃ
たとてぃ

日本では簿記は必須

理由は、知識はもちろん、日本で日系、外資系問わず財務・経理分野で仕事をするのなら、簿記の資格は絶対あったほうが、安心と信頼につながるからです。

簿記は日々の仕訳についてしっかり勉強しますので、基本的な部分、ルールがしっかり身につきます。

私は未経験から財務・経理にキャリアチェンジしたため、簿記の資格は就職のために必須でした。

    

 ≫USCPAが絶対登録すべきエージェント【MS-JAPAN】転職成功事例で紹介された私が語ります

  

もちろんその後、USCPAの勉強を開始した時に、財務会計(FAR)から始まりましたので、最初から知識を活かすことができました。

  • 簿記3級はTACのテキストで学習して独学習得しました。
  • 日本語で仕訳から財務諸表まである程度理解できていると、最初のスタートが違ってきます。
  • 外資系ファイナンスチームの同僚は、簿記をとってからUSCPAという人が結構いました。

時間がない、USCPA向けに効率よく知識だけ身につけたいという方

簿記ではなく、他の方法をおすすめします。

なぜかというと、日本の簿記は絶対に必要ではないからです。

次で説明していきます。

事前に”会計入門”の知識は少しおさえておいたほうが良い

BATICのテキストを読んでおく

BATICは日本商工会議所が主催する国際会計検定です。(*検定試験は2022年度で終了しました)

外資系企業の入社試験でBATICの問題を出題された事がありました。

「簿記×英語」の試験で、英語で会計用語が分かるようになります。簿記の取得は考えてないという方は、こちらの方がUSCPAの事前知識としてはいいと思います。

たとてぃ
たとてぃ

会計英語に少し慣れておくといいよ

*検定自体は終了しても、USCPAの事前知識用にテキストはもちろん使用できます。中古品も利用できます。

英文会計用語辞典は不要
  • 私は英文会計用語辞典を購入しましたが、高いですし、ネットですぐに検索できるので、買わなくても大丈夫です。

USCPA学校の入門コースで勉強する

時間がなく、効率よく、とにかくさっさとUSCPAを目指したいという方は、学校が提供している入門コースをおすすめします。

資格の学校TACが開講している単科講座 英文会計入門 (USCPA講座の総合本科生Plusに含まれています)全3回

  • Bookkeeping(簿記)の基礎
  • Daily Transaction(日常取引)
  • Closing Process(決算手続き)

国際資格の専門校アビタスが提供している 英文会計入門 全6回

  • 会計の基本概念と財務諸表
  • 貸借対照表とその変化
  • 会計の記録方法と会計処理のシステム
  • 収益・費用の認識と損益計算書
  • 棚卸資産と売上原価
  • 固定資産と減価償却/負債と株主資本

どちらも、海外のカレッジや大学で提供されている”会計入門”コースのような感じで、簿記だけに限定しないで、簿記一巡を含めた会計の基本を勉強できます。

そしてその後、すぐに学校で本格的にUSCPAの学習に移行できます。

  • 会計知識ゼロの場合は、事前に”会計入門”は、ある程度おさえておこう。

簿記の知識はどこで、どの程度役に立つ?

なんといっても財務会計(FAR)で始めから知識を活用できます。仕訳の知識は基本ですがとても大事です。

簿記2級は、見越、繰延計上から、有価証券、社債、固定資産、棚卸商品、繰延資産、引当金、収益認識、資本金など、FARでも扱うトピックがたくさんでてきます。

たとてぃ
たとてぃ

簿記は可能なら事前にやっておいたほうがいい

事前に日本語でインプットがあると、理解がラクですし、頭の中に仕訳がすぐに思い浮かぶのは強みになりFARでも大事です。

USCPA試験は科目同士、密接に関連しており、FARは監査と特に密接に関わっています。

ですので、FARを早めに理解し、仕上げることはその後の監査や税務の学習でも役に立ちます

また簿記二級の場合、工業簿記も勉強することになります。

この工業簿記がビジネス諸概論のオペレーションマネジメントでとても役に立ちます。

管理会計の原料から仕掛品、完成品までの流れがひととおり分かっていますので、いい感じに理解できます。

CVP分析 – 損益分岐点分析も、「あーこれやったよね、まだ覚えてるわ」みたいなかんじでちょっと余裕で一歩先の気分です。

そして何より差異分析(直接費の価格差異、数量差異、労務賃金、労務時間差異)でかなり役に立ちます。

特に製造間接費差異です。簿記を勉強した事のある人なら絶対知っているあの、有名な図。。。

これです!

私のノートの抜粋で見ずらく申し訳ありません。

これが日本の簿記の強みです。日本独自のようで、洋書テキストにはどれにも載っていません。これを使えば、結構簡単に解答を導き出すことができます。さすが日本です。

  • 簿記をやっておくと、財務会計とビジネス諸概論のオペレーションマネジメントでとても助かります!
  • 財務会計とつながりある監査でも、仕訳知識は役に立ちます
  • 税法の諸法規(REG)ではあまり必要ないかもしれません。

   

USCPA学校の回答

実際にUSCPA専門校のアビタスの、「日本の簿記、会計知識は必要ですか?」という質問に対する回答を見てみましょう。

会計初学者の方でも学習可能です。当校では英文会計入門からスムーズにスタートできるようにプログラムを用意していますので安心です。

当校では、これまでも多くの方が会計知識ゼロからチャレンジされ、USCPA(米国公認会計士)に合格されています。

引用:国際資格の専門校アビタスより よくあるご質問 | USCPA(米国公認会計士)合格実績ならアビタス/Abitus

こちらの回答は、そのとおりだと思います。

USCPAは様々なバックグラウンドの方がチャレンジされる試験で、会計知識を持っている方は、私の周囲のクラスメイトにもあまりいませんでした。

たとてぃ
たとてぃ

心配な人は入門からやれば大丈夫

  • 知識はあれば尚可のような感じで、ないと絶対ダメとか、今後の学習にすごく支障がでるとかそういったことはありません。

まとめ

財務経理に転職考えてる人は、簿記取得も目指そう。

USCPAと合わせて取得していると強力なスキルセットです。できれば事前に2級をとっておくと、CPAの勉強でも活かせます。

今、会計知識がなくても、自分自身で、またはUSCPA学校でキャッチアップが可能

事前になくても、すごく困るものではありません。入門コースに含まれていますし、初学者の方も多いです

最後に

  • 学校は授業料もかかるので、自分でBATIC中古テキストで事前準備するのもおすすめ
  • 英語力ゼロより、会計知識ゼロの人の方が実は多い傾向
  • USCPAを始めるにあたり、不安な方は、”トライアル”として会計入門をやってみることもできる

始める前の不安や心配が少しでも解決できて、参考になれば幸いです。


  • 始める前にUSCPAについてもっと知りたいWEBパンフレットをチェックしてみよう!

   

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