転職するならどっち?外資系vs日系 外資系歴15年超によるメリット、デメリット徹底比較!

転職コラム
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ところで外資系と日系ってどっちがいいのだろう?

    

どこが違うのか知りたいな。

外資系と日系企業、働くならどちらがいいのでしょうか?

この記事を書いている私は

  • 元日系広告会社で普通のOL
  • 米国公認会計士を目指し外資系にキャリアチェンジ
  • 外資系歴15年以上、経験者数は二桁
  • 現在も外資系に勤務

本記事では実際の経験にもとづき、以下の項目についてまとめています。

  • 外資系と日系の比較 (メリット、デメリット)
  • 外資系と日系の違い(雇用や給与など)
  • 外資系の特徴

早速見ていきましょう!

あなたの今後のキャリアや転職の参考になりますよ。

外資系はポジションで働くジョブ型雇用、日系はメンバーシップ型雇用

一番の大きな特徴は外資系はポジション採用になります。

”マーケティングスペシャリスト”、”アカウント マネージャー” ”ファイナンシャル アナリスト” 募集となり、

ジョブディスクリプション(JDと表記、求人票のようなもの)に職務内容が永遠と記載されています。

エントリーレベルでない限り、そのポジション、ジョブディスクリプションにある程度マッチした人が応募します。

もちろん採用後は自分の専門分野である、そのポジションタイトルで働きます。基本欠員補充が多いです。個人プレーヤーみたいなかんじです。

たとてぃ
たとてぃ

採用の段階で既に違うんだね

これに対して、日本企業は、”一般事務募集” ”総合職募集”など職務内容が限定されていません。部署異動もあります。

新卒一括採用などは海外では例がありません。日本独特のものだと思います。

日本企業はチームプレーですよね。協調性が求められました。

    

外資系の給与は年棒制

日本企業で契約社員だった時は年棒制でしたが、求人の多くは月給制だったと記憶してます。

外資系ではそのポジションのマーケットバリューに基づいて年棒がきまります。

ボーナス、インセンティブもこの中に含まれている場合もあったり、別の場合もあります。

含まれている場合には年棒を12で割った分が毎月支給、もしくは16か月で割り、ボーナス分として払われる場合もあります。

たとてぃ
たとてぃ

会社によりけり。

私の現在の会社では月の基本給や手当などと別にボーナスがあります。

残業代もこの年棒に含まれていたり、もしくは40時間超過分から支給とされるケースも多く、ですので、外資系はダラダラしていないで、時間内に終わらせさっさと帰ります。(残業ばかりやってると仕事できないと思われてしまう場合もあります)

たとてぃ
たとてぃ

日系企業の時にはみんなで仲良くダラダラ残業していた。

昇進、昇格、昇給

必ずあるものではありません。評価された場合や、もしくは上の人が辞めてしまったりなど、繰り上げ当選の場合もあります。

たとてぃ
たとてぃ

小さい組織だとプロモーションは難しいところも

昇給は、年次で全員に何パーセントかのアップはある時もありますが、業績次第ではなかったりもします。昇格した場合には、もちろんアップする可能性はあります。

日本の会社ですと正社員は年次昇給が確かあったかと思います。

外資は変化が激しい

外資は買収や組織変更など変化が激しいです。

自分の会社がなくなるということも珍しくないですし、すごくよかったアメリカの会社は、ある日海外の決定で、日本法人が突然半分になったり(リストラ)。

たとてぃ
たとてぃ

一気に仲の良かった人達がいなくなってショックだった。。。

また知人の体験談で、月曜日会社にいったら、目の前の部下がいなくなってて、新しい部下はマレーシアにということもあったりします。

ですので、終身雇用というものがそもそもありえないですし、日本の会社のように入ったら安心安定みないなものはあまりないです。

こういう背景から、私を含め、危機感を持って仕事をする人が多いです。自己啓発している人は多いです。

常に価値のある人材であることが、外資で働く上で大事です。

組織でうまくやって定年まで居座る能力より、自分の能力を高めるほうが大事だと、経験から私は思っています。

変化の中、専門性や知識、スキルも求められるので、外資は給与が高い

日本の会社の求人もたまに紹介されたりすることがありますが、外資系と比べるとよくない事がほとんどです。

たとてぃ
たとてぃ

外資は給与が高め。業界にもよるよ

外資系の給料が高めの理由としては、本社が海外であり、ジョブ型雇用で、語学スキルが必要、専門スキルや知識、経験も求められるといったところからでしょうか。

また年棒は業界によっても異なります。

メーカーや小売などはあまり高くなかった印象があります。金融、製薬会社、IT関連は平均より高めです。

    

英語使用頻度は会社規模や、部署、ポジションによります。自分の仕事相手が海外だと日々使用することになります。

基本的に上のポジションほどレポーティングもあるので英語の使用頻度は高くなります。

また小さい会社ですと、日本法人に何人もマネージャーや上がいるわけではないですので、海外とのやりとりも多くなります。

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日本の会社は福利厚生が充実

日本の会社は、○○手当みたいなのが多かったような気がします。残業も基本ついたりとか。

退職金は外資はない場合がほとんどです。(え?と思われるかもしれませんが、退職金とは給料の後払いです。今発生して受け取る権利がある分が将来に付け替えられているだけです。)

たとてぃ
たとてぃ

手当はあるところもある。

しかし外資も会社によりけりで、例えば健保組合の福利厚生が充実している場合もありますし、外資系の方がフリードリンク(炭酸飲料やコーヒー、紅茶、お茶やココアなどいろいろ)フリースナック、フードが充実してたりします。

基本、オフィスはパーテーションで仕切られている。

某メガバンクの面接に行ったとき、お誕生席に課長や部長が座ってて、久々でびっくりしました。

外資系はパーテーションで区切られていることが多く、仕事に集中できます。

たとてぃ
たとてぃ

パーティションがあるところが多いね

会社によっては社風やポリシーでないところもたまにあります。(私個人としては、丸見えオフィスは抵抗あります。。)

人間関係が、つかずはなれずでラク

短期で日本の会社でちょっと働いていた時の、最初の質問が、何才?彼氏いる?結婚してる?帰国後まもない私は、びっくりしました。

さすがニッポン。。。海外では個人的な質問は一切されませんでしたし、その後、外資系でずっと仕事することになりますが、そんな質問をされたことがないです(仲良くなった人は別です)

たとてぃ
たとてぃ

つかずはなれずの人間関係がラク。

日本の会社のいい面と悪い面ですが、仲間意識が強いというか、仕事終われば飲み会とか割とそういうかんじですよね。

外資は仕事は仕事で、終わったらさっさと帰ります

”飲み会”という言葉が存在しません。(部署にもよりますが)

以前勤めていた会社のファイナンスのトップが、飲み会に行ってる暇があったら勉強しろと言っていました。ちなみにお酒がNGな人も多いですね、外資系ファイナンス部は。

昔は私もすごい飲んでましたが、海外に行ってからお酒に興味がなくなり飲まなくなりました。健康にもいいですしね。

朝型人間も多い

朝型の人が多いです。(特に外国人)朝の7時には出社して仕事してる人も意外といたりします。

健康に気を遣う人も多いです。

会社によっては外国人が多かったりして多様性もある

こちらはその会社によりけりですが、基本、本国からきているハイクラスポジションの方たちが、”エキスパット(フランスの会社ではエキスパトリエ)”と呼ばれ、

港区家賃200万の高級賃貸(100%会社負担)に住んでいらっしゃいます。日本語が上手な方も結構います。

たとてぃ
たとてぃ

エキスパットは高待遇。。。

外国人の社員の割合は、会社の規模や方針、日本におけるシェアの割合にもよります。様々なバックグラウンドの人たちがいることも多いです。

ローカル採用での外国人の方たちもいます。待遇はもちろん私たちと一緒(家賃200万の賃貸マンションは住めません)日本語が話せる人は多いです。しかしあまり話せない人ももちろんいます。

一番驚いたのが、外資金融にいるとき、シカゴ出身のアメリカ人のKさんが、宅建の試験に合格したことですね。(宅建って英語版あったっけ?って思いました)

もともと日本語もすごい上手で、話すときも「それ、ウザいよね」とか、もうぜんぜん日本語ネイティブで、でも聞いたところによるととても努力家だったそうです。

ファンドマネージャーとして活躍されていましたが、日本語話せる外国人は珍しくないですが、読み書きができるのは本当にすごいと思いました。

しかし、個性的な人もかなり多い 「うちは動物園だから」

外資系初デビューの初日、言われたことが、「うちは動物園だから

外資系はかなり個性的な人も多いです。(ちょっと変わった人が多い)

たとてぃ
たとてぃ

変わった人も多いかも。。。

多様性はありますが、自己主張が強い方も多いです。この会社で、退職していく男性の方がいまして、理由を聞きましたら、女性が強すぎで怖いとのことでした。。。

女性の上司も多く、どちらかというと男女平等に感じます。

日本企業と比べるとちょっと自由度が高い

日本の会社でもフレックス導入などされている会社も多いと思います。

外資の場合、フレックスではなく就業規定では9時開始となっているのですが、誰も9時に来ないことも珍しくありません。9時半ぐらいに全員揃うかんじでしょうか。

ジョブ型雇用でも触れましたが、外資系の場合、ポジションで、リスポンスビリティベースで働いています。

9時から17時までとか時間で働いているわけではありません、要はやることやって、パフォーマンスあげてればいいのです。

たとてぃ
たとてぃ

自由なのはいいと思う。

ですので多少遅くこようが、朝早く来て早く帰ろうが、許容範囲というわけです。(もちろん会社によります。厳しいところもあります)

また、服装(ドレスコード)は結構自由でデニムOKだったりします。(製薬会社はちょっとドレスコードは厳しかったりします)制服はありません(私は社会人になってから一度も制服着たことはないです。。)

まとめ

以上、私の経験から外資系と日系企業を比較してみました。

いかがでしたでしょうか?新しい発見、意外な発見がありましたか? 

外資系、日系やはりいろいろカルチャーが違いますよね。

私のおすすめは、まず日本の会社で経験を積んだ後、外資系にキャリアチャンジすることです。

※どのエージェントも登録は5分程度で完了します。

ちょっと登録さえしておけば、いろいろ情報がもらえます。もちろん応募なんてぜんぜんしなくて大丈夫です。(今後の参考に市場価値やマーケット動向などチェックしておきましょう)

詳細は下記記事を参考

※エージェントは複数登録するのがおすすめです。私も複数登録しています。

※もちろん登録は無料です。(企業側が負担するため)

※転職する、しないに関わらず、登録だけしておけば、いざという時にすぐに動けます。

※日系エージェントでも外資系の案件はありますので紹介してもらえます。

※求人案件は非公開案件と公開案件の二つありますが、優良な案件は圧倒的にエージェント経由の非公開案件になります。

※実際に紹介を受けて、応募して、面接で話を聞く、このプロセスの中で、本当に自分と合っているかどうかは、慎重に判断してください。

日本の会社でビジネスマナーや一通り経験を積ませてもらって、あとは外資系でスキル経験を活かして、キャリアアップがいいと思います。

収入アップもできますし、なにより企業に依存しないで個人プレーヤーとして自分自身を磨いていけます

  

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