外資と日系企業の面接行ってきたんだけど、ぜんぜん違うなあ
日本の会社の面接に行ったとき、あまりにも違いすぎて驚くことがありました。
私は圧倒的に外資での勤務が長いので、日本の会社の面接は結構衝撃的でした。
ぜひ転職の参考にしてくださいね。
【日本企業の場合】スキル、経験、能力より「長く働いてくれるかどうか」が最重要!
まずはこれです。日本企業の面接で本当に感じたことです。
スキル、経験、能力より、長く働いてくれるかどうかが大事な採用基準と面接で話していて本当に感じました。
かなり前の私の面接体験談になります。ある日本中小企業の経理職の面接にいってきました。
スキルや経験は大丈夫そうだから、問題ないかなと思いつつ、のぞんだ面接。しかしせっかくとった簿記2級より年齢の方が気になってる上司の面接官。
すでに数々の転職経験済みの私の履歴書を見て、一言ポツリ。
「最低でも5年は働いてくれる人じゃないと」
「今いる○○さんは8年働いてくれている。3年くらいで辞められたら困る。10年くらい勤めてもらわないと」
結局せっかくとった簿記2級や経験にはほとんど触れることなく、長く働いてくれないと困るばかりを連発されて、こちらが逆に困りました。
勤務地も結構不便なところでしたので、お断りしてしまいました。
そして、結婚を気にする
こちらも日本企業の面接の話です。こちらの企業でも、できるだけ長く働いてくれる人希望、と言われながらも、資格についても聞かれたりして、悪くはないかなと思っていた、その瞬間、
「びみょうなお年頃ですねえ。ところでご結婚のご予定は?」
かなり衝撃を受けつつ、いえ、結婚する予定はないですと、すかさず真実を回答。すると、
「いやはや、そうおっしゃられても、我々としても困りますなあ。予定がないってことはないでしょう。」
やはり、こちらの企業でも結局は、能力より長く働けるかどうかがポイントのようでした。
個性ではなく、同調性
東京で日系会社の面接の時、目立つ人より目立たない人、個性がない人の方が好まれる傾向を感じました。自己主張をあまりしないで、疑問に思ったりせず、言われたことをそのとおりにやればいいという雰囲気を感じました。
みんな同じように見えた。
業務効率化の提案をしても、いや、うちはずっと昔からこうだからとすかさず却下されました。
【外資系企業の場合】まず即戦力になるかどうか?
経験、スキル、能力はとても大事です。即戦力が採用基準の一番大きなポイントになります。
レジュメ(CVとも言います。日本の履歴書と経歴書を合わせたようなもの)もまず、自分のコアとなるスキルや資格、経験を前面に強調して、いかに今回のポジションにマッチしているかアピールします。
転職は理由があれば、そこまでは気にされない、むしろプラスになる場合も
外資系はそこまでは転職は気にされません。
相手側の面接官もかなり転職は経験されていることも多いです。(外資では転職は当たり前です)
他の会社での経験を活かして、よりよく業務をこなしてくれそうとか、前向きにとらえてくれることが多いです。
年齢は考慮されるが重要な採用基準ではない
面接で年齢は聞かれたことはありません。またレジュメには年齢、性別は入れてません。
年齢で仕事をするのではなく、何才であってもその仕事を遂行できる、経験、能力を備えた人が採用されるべきです。私も若くなくても採用された経験あります。
協調性も大事だが、個人で自発的に働ける人が求められる傾向
チームに所属して仕事するのでもちろん協調性も大事ですが、自発的に仕事を進めていくことが求められます。
また部署に自分が一人で上司は海外というケースも珍しくありません。自立してある程度できる人じゃないと難しい場合もあります。
チームでも個人でも問題なく働ける人が望ましいと思います。
まとめ
もちろん外資系、日系はカルチャーも違いますので、どちらもいい面、悪い面があります。私のおすすめは、最初に日本の会社を経験することです。
なぜかというと、ビジネスマナーや社会人の基本を教えてくれる傾向にあるからです。
多少の語学スキル、経験があれば外資系への転職はそれほど難しくはありませんし、キャリアチェンジは可能です。
あなたはどちらで活躍したいと思いますか?今後のキャリア、転職のご参考に少しでもなれば幸いです。